スピークナチュラルの効果:英語発音のリエゾンの法則をゲット?

※ 2020年12月21日追記:
英会話教材スピークナチュラルは、残念ながら販売を終了しました。代替の教材を探したところ、「英会話初心者が英語で考えて話す力をつけられる」同等以上の教材を見つけました。七田式英会話教材です。

七田式では、スピークナチュラルと同様に、英語を短いフレーズで覚え、それを自在に組み合わせて話せるようにします。覚えやすさという点でも、量や実用性の点でも、七田式のほうが勝っていると思います。

英会話を習得するときに大切なのは、日本語と英語を対にして覚えることではなく、英語だけで考えて話すということです。途中で詰まったり考え込んだりすることなく話すには、必ず必要になることですが、それがこの教材で可能になります。

七田式英会話教材は3種類ありますが、そのうち、この記事でご紹介した内容をお求めの方には、『7+English(セブンプラス・イングリッシュ)』を、おススメします。



ご購入の際には、Amazonなどよりも特典(おまけ)が豪華ですので、公式サイトからの購入がお得です。
2020年12月21日現在、Amazonでは「mp3プレーヤー」、公式サイトでは「高機能軽量タブレット」がついてきます。
公式サイトは、上のバナーをクリックまたはタップするとご覧になれます。
 
このページは、まだ中古品などでスピークナチュラルをお探しの方がいらっしゃるため、残しておきます。

ただ、スピークナチュラルは主要な特典であった「無料英会話レッスン」が終了し、人との会話練習ができなくなってしまいました。これからお求めの方には、「無料英会話レッスン」ができる、七田式『7+English(セブンプラス・イングリッシュ)』をおススメしたいと思います。


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英語の発音がよく分からない! という言葉をよく聞きます。
英会話教材スピークナチュラルの効果を検証するシリーズ、
今回は発音についてです。

学校英語で習う、一単語ずつ切った発音と、
外国人の英語の発音では、明らかに違います
よね。

たとえば、Do you mind if I…? (~してもいいですか?)だったら、
「ドゥー・ユー・マインド・イフ・アイ・・・」
ではなく、
「ジュマインデファイ・・・」
のように縮まって聞こえます。

これは私も、どういう理由でこうなるのか、不思議に思っていました。
そして行き着いた答えは、
「英語は速く話すほど、単語と単語が続けて発音されたり、
音が脱け落ちて発音されなくなるから」
です。

(ちなみに、 r 音を次の語の最初の母音と続ける発音をリエゾン liaison といい、
単語の最後の音が脱落して発音されなくなることをエリジョン elision といいます。)

非常にゆっくり話すときには、「ドゥー・ユー・マインド・イフ・アイ」と言いますが、
ややゆっくり話すと「ドゥユ・マイン・デファイ」に変わり、
普通に話すと「ジュマインデファイ」に変わります。

話しやすくするために、音がどんどん省略されたり、くっついたりするのです。

この仕組みを説明されていなくて、
「ドゥー・ユー・マインド・イフ・アイ」と覚えていると、
外国人が「ジュマインデファイ」と言ったときに、
そうだと気付かないために、聞き取れないだけなのです。

でも、だからといって、わけが分からないまま
Do you mind if I…? =「ジュマインデファイ」
などと丸暗記することもできませんよね。

では、どうすれば単語と単語がつながる仕組みを理解して、
使えるようになるのでしょうか?

ローマ字表記と英語との違いを押さえる

不安な方は、まずローマ字表記と英語との違いを押さえることから始めます。

ローマ字は、日本語をアルファベットで表記するためのもので、
ローマ字で書かれたものは「日本語」ですよね。

それなのに学校では、「英語」に対してローマ字表記につられた発音を教えられました。
animal を「アニマル」と発音しました。
でも英語を話す人たちは、[ǽnɪml]と発音します。
これは「エネモウ」と書くべき音です。

æ の音はアとエの間で、エに近い。
ɪ の音はイとエの間で、エに近い。
l のあとに u の音はないから、ルとは言わず、
舌を上の歯の付け根に向けてあいまいにウと言うだけ。
だから、[ǽnɪml]は「エネモウ」。

「アニマル」と言っても通じませんが、「エネモウ」と言えば通じます。
そして普段「エネモウ」と発音していれば、
外国人の [æˈnɪml] を聞き取ることもできるのです。

ローマ字表記と英語では、つづりが同じでも割り当てるカタカナが違うということを、
まず確認してください。

スピークナチュラルの「発音トレーニング」では、一つ一つの音について
発音記号と音声と図入りの解説してあります。
このトレーニングを終えれば、辞書を引いて発音記号を見れば、
英語のすべての単語が正しく発音できるようになります。

あるいは、上記のように「正しいカタカナ」に置き換えることができるようになるので、
正しいカタカナで外国人と会話することも可能になります。

音がつながるのを体験する

次に、外国人がゆっくり英語を話している音声を聞きます。
ゆっくり読んでいる中学の教科書でも、まだ速い。
一語一語聞き取れる速さまで、速度を落としてあることが必要です。

そして、それを自分で発音して、音がつながるのを体験していきます。
そうすることで、発音の変化を理解し、使えるようになるのです。

このことは私が大学時代に、外国人の教授が1年生のためにとてもゆっくり
英語を話してくださったおかげで、聞いたり話したりができるようになったことから、
分かりました。

スピークナチュラルでは、一語一語切った発音と、
それよりほんの少し速い英語を聞いたり、マネして話したりします。

これをすると、
Do you は、一単語ずつ切って言うときには「ドゥー・ユー」だけれど、
ほんの少し速くなると、ひとつずつ伸ばす必要はなく、「ドゥユ」でいい、
とか、
mind if は、一単語ずつ切って言うときには「マインド・エフ」だけれど、
ほんの少し速くなると、mindの最後のdと、ifの最初のiがつながって、「マインデフ」になる
など、自分でコツが分かってきます。

同じように、
Check it out. (見てごらん/試してみて)は、
「チェック・イット・アウト」から「チェケラゥ」に、
Shut up. (静かにして)は、
「シャット・アップ」から「シャラップ」になるのが、
感覚でつかめてきます。

この体験があれば、単語と単語のつながる仕組みが身に付くので、
もっと速く話しているのを聞いても、聞き取れるようになるのです。

ちょっと詳しく書いてしまいましたが、発音については、
あまり深刻に考えなくても「会話」をすることはできます。

外国人と会話をするために、まったく同じ音が出せるまで練習する必要はありません。
どの国の人の英語もなまっていて当たり前で、正しいカタカナで言えば通じるのですから。
日本人の英語が特別なまっているのではなく、正しいカタカナが振れていないだけなのです。

大切なのは、この記事の中で使ったような、
(ローマ字式ではなく)英語に正しく割り当てられたカタカナ、それも
「単語と単語が少しつながっているバージョンのカタカナ」で言えるようになることです。
これなら外国人にも通じますし、相手の言っていることを聞き取れるようにもなります。

遅くとも、スピークナチュラルの学習を半分くらい終わる頃には、
「音のつながる感覚」がつかめてきます。
一つ一つ覚えるのではなく、
何度も発音することによって、考えなくても自然にできるようになってきます。

英語の音のつながり方について、きちんと習ったことがなく、あいまいだった方も、
この教材で一気に解決です。

自信を持って聞いたり話したり(歌ったり)ができるようになりますよ。

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