使われている例文の違い

これから覚えようとする例文が、そのまま使えるのかどうかというのは大切ですね。
使えないものを覚えても、努力がムダになってしまいます。
私(通訳者)が実際に聞いてみての感想を書いていきたいと思います。
まず、人気の聞き流し英会話教材スピードラーニングですが、
例文を聞いてみると、正直、構文が複雑で、表現(単語の選び方等)が固く、古い印象です。
読み方もなめらかに読んでいないというか、ぎこちなく、聞きづらいように感じます。
日本人に聞き取りやすいように、わざと本来よりも単語ごとに切っているのかもしれません。
一方、スピークナチュラルのほうは、一文7語以下と短く、単語も構文もシンプルです。
英語ネイティブが現在、実際に使っているような会話文ですから、
安心してこのまま使えます。
読み方は、一語一語聞き取れるように「ゆっくり」読んでいるバージョンと、
「通常スピード」でなめらかに読んでいるバージョンとが聞けるので、
話す練習と聞き取る練習が、両方できます。
ちなみに私自身も、短い文のほうが記憶に残りやすく、引き出しやすいと感じています。
新しい単語を例文で覚えるときには、やはり
ネイティブの表現(会話・英字新聞・ニュース・映画・ドラマなど)から短く切り取ったり、
短い文を自分で作ったりして覚えています。
スピークナチュラルは日常でよく使う会話文を集めて、
音声とテキスト(英文、和訳、解説つき)にまとめてあり、
さらに下記のようなプログラムを組んであるので、便利でいいですね。
得られる効果の違い
スピードラーニングは、英語 → 日本語の順で大量の例文を聞き流して、
覚えられるのを待つという感じです。
本当にその通りにやったら、4年間聞いても、何割が覚えられるのか疑問です。
聞き取れなかった部分は文法や単語を自分で調べてから聞き直すことと、
覚えられていない文をチェックして、集中して聴くなどの作業が必要になると思います。
もちろん、会話で使うためには、プラスして話す練習も必要です。
スピークナチュラルのほうは、例文を「ゆっくり」と「通常スピード」で
日本語 → 英語の順に聞いてマネをします。
簡単な文章を採用しているので、文法や単語を確認する必要はないと思います。
テキストに文章の解説や、単語を入れ替えて使うための「言い換え練習」もついているので、より実践的です。
マネをするときには、頭で覚えようとしないで、「ただマネするだけ」でOKです。
考えて使うのではなく、自然に使えるようになるのを目的とした教材ですので。
短い一文を繰り返しマネすることで、口が覚える感じです。
繰り返しボールを投げることで、投げ方を腕が覚えるのに似ています。
日本語で聞いた内容を、英語で口に出す練習が、やがて、
いま言いたいことを、英語で口に出す力になります。
正しい発音の練習や、会話練習などもついているので、
総体的に、日常英会話を早く習得したい方に必要なことが、すべてセットになっている
という印象です。
いろいろな教材を集めて自分で練習メニューを組むより早いですし、
あれこれ悩むよりも、理にかなった教材の「指示通り」に進めるほうが、
練習に集中して取り組めるのではないかと思います。
これを一通り終われば、英語だということをあまり意識しないで、自分の言葉として、
パッと使えるようになっているのを実感できると思います。
学習のしやすさと効果とを両立した、
実践的な英会話教材スピークナチュラル。
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どんな質問にも答えてもらえるので安心です。
(※Amazon、Yahoo!ショッピング、価格.comなどでは販売されていません)
コースは2種類。
外国人との会話をバランスよく取り上げているのがスタンダード(標準)、
海外旅行で使う会話(機内、ホテル、観光など)に重点を置いているのが海外旅行編です。
用途に合わせて選べます。

